2008年7月20日日曜日

夏の風物詩

7月19日 土曜 Farmington川
この日は川へ来た人が大変多かった。川の側にある州立公園の駐車場は車で埋まっていた。釣人も多かったが、チューブやボートで川を下る人は更に多かった。暑さも盛りで手軽な川遊びに人々が押しかけたという訳だが、釣人にとっては邪魔でしょうがない。しかしこの川は釣人の独占物では無いので文句は言えない。
ウエーダーを履いてベストを着込んだ釣人が黙々と竿を振っている其の前を、水着姿でチューブに乗った川下りの人々がはしゃぎながら通って行く光景は、ミスマッチも良い所だ。まあ其のせいだろうか、Sulphurなどの流下は夕方に成るに従って多く成ってきたが、ライズするのはチビトラウトばかりで、大きめの魚は何処かに隠れてしまった様だった。

2008年7月13日日曜日

Sulphur

先週末、今週末とFarmington川のChurch poolでSulphurのハッチを釣った。大体、夏の間の夕まづめはSulphurのフライが有れば釣りに成るのが、この川だ。
私達の釣ったPoolの中間付近ではチビトラウトから13インチ位までが多いが、中々元気で釣り味も上々だ。wifeは先週丸々と太った13インチを釣って、走り回るので取り込みに苦労していた。今週は私がそれ位のを釣った。元気が良いのでリールが何度かキーキー鳴って、魚を手にした時には「うん、良い型だ。」とニンマリした。
私の立っている対岸に居た若い釣り師は遠投が自慢らしく竿をブンブン振っていたが、全然釣れていない。私の狙っていたライズにキャストし始めたので困った奴だと思ったが、私が魚を釣り上げると川から上がって行った。
暗くなって釣りを止めると9時を回っていた。近くの町のファ-ストフード店で夕食を食ってから帰途についたので、家に着いたのは12時半を回っていた。

2008年7月8日火曜日

Montauk






先週末にLong Islandの東端Montaukへ、ストライプバスを釣りに行って来た。結果は坊主だった。
1時頃に現地に到着してサンドイッチを食べ終わる頃には2時を廻っていた。
干潮が3時半だったので、燈台の周りを散歩して夕方から釣り始めることにした。
北側の海岸を散歩していると、SUVでビーチに乗り付けた四人の投げ釣師達が海に入って行った。皆黒いウエットスーツを着ている。肩まである深みまで歩いて行き、各々が波に隠れた岩の上に立ち上 がり大きなルアーを投げ始めると直ぐに魚がヒットしてきた。殆ど入れ食いと言ってよかった。私は呆気に取られて見ていた。まるで忍者かスパイダーマンの様だ。こんな釣り方もあるのかと感心した。
海釣りでは、兎に角、飛距離が問題に成る事が断然多い。成るべく遠くへ投げられる事が有利に決まっている。それで私はダブルハンドを使っているが、去年のシーズンの終り頃手にしたSkagit Shooting Headはやたらに太くて重い。これなら風にも強くブッ飛んでいく。これの使い勝手のよいシステムを今考えている。試しに今まで使っていたScandinavian SH のSinking部分、Intermediate部分、Floating部分を切って分割してしまい、それぞれSkagit SH に継げられる様にした。使うリーダーがSinkingならSinkig部分を、とした訳だ。さてどうだろうか。

2008年7月7日月曜日

Idaho 釣りの旅 6/21~6/26 Part Four (Henry's Fork)下






2日目はwifeのウエーダーが洩れてきたのでTrout Hunterフライショプで新調した。そのせいか、店員が地図を書いて彼の好きな場所を教えてくれた。朝8時半にthe Railroad Ranchのフラットに行きSmall green drakeやPale Morning Dunのハッチを昼頃まで釣り、夕まずめはOsborne橋の下流でカディスの釣りを楽しむというものだった。次の日に実行したが、ライズが無い。the Railraod Ranchの広大なフラットでは、ライズだけが頼りだ。Osborne橋はthe Railroad Ranch駐車場から更に10分程走った所にあり、下流は早瀬になっている。ここに7~8人の釣り人が並んでウエーディングしてライズを待っていた。何処かで見た光景だ。虫の流下もあまり無いので早々に宿へ帰った。
また次の日も1マイルをてくてく歩いてthe Railraod Ranch のフラットへ行き、この日はライズを一つ見つけた。しかもかなり安定したライズを続けている。13インチか大きくて14~15インチ。2時間頑張ったが釣れなかった。何度かフライを見に来たので、夜、宿でテイルが45゜にキッチり開いた細めのボーディのPale Morning DunのCDCダンを気を入れて巻いた。 が気が変わって行くのは止めた。13インチに熱を入れても仕様が無い。何処か他の川へ行こう。
ところで、この日、プールと早瀬の二ヶ所で川底をバグネットで知らべてみた。驚いたことに Green Drakeのニンフが全然見付からない。今がGreen Drakeの時期だというのに。この事が魚の減少と関係があるのだろうか。Green Drakeのハッチに魚がクレージーになり、バカバカ釣れる?と期待していた身にはGreenDrakeのハッチが無く肩透かしを食わされた。
Henry's Forkに見切りを付けて5日目はMontanaのMadison川へ行って来た。Mack's innから意外に近く1時間とかからなかった。Madisonは増水で雪代の様な濁流だった。それでも岸辺を釣って夫婦共に小さいのを一匹づつ手にした。
最後の日はHenry's ForkのBox Canyonへ行った。ここは私が釣った他のセクションとは、趣を異にした急流の連続する渓谷で魚も多いらしい。釣人を乗せたドリフトボートがひっ切り無しに通る。そしてwifeが水に落ちて、ずぶ濡れ成ったことで、竿を仕舞った。
夕食はTrout Hunterロッジのレストランへ行った。川に面したテラスから見る夕焼けに染まったHenry's Forkの景色は美しかった。しかしどんなに素晴らしい風景の川でも魚がいなければ話にならない。いつか蘇ったHenry's Forkで再び釣りをしたいものだ。
Idaho釣の旅 終り

2008年7月6日日曜日

Idaho 釣りの旅 6/21~6/26 Part Four (Henry's Fork)上



第一日目は午前中ランドリーで洗濯をしてから川に行った。先ずHenry's Fork Anglerで買物と川の情報を仕入れてから、近くのアクセスポイントへ行った。川に入る前にピクニックテーブルで昼飯にしたら目の前の川でRene Harropが釣っていた。彼は小型の魚を掛けて、奥さんが写真を撮っていた。Rene Harrop が釣る場所なら良い所に違いないと彼等が去った後の川に入った。けれど全然釣れなっかた。下流に行くことにして風景を楽しみながら歩いていると、川の真ん中にある岩の横で水の跳ねるのが見えた。早速近づいて何回かのキャストの後に13インチ程のレインボーを手にしていた。
このアクセツポイントの駐車場のそばには巨大なテントが立てられていたので一寸覗いてみた。Henry's Fork Fundationというのがオークションンをやっていた。近年Henry's forkの魚が激減してしまった、その理由を科学的に調査する資金を集める為に開催されたイベントだとのことだった。
知らなかった。道理で釣人は沢山見たが、魚を掛けている人は殆んど見なかった。俺とRene Harropだけじゃないか!! と言いたいところだが、実は幸運にも、水が跳ねた時たまたま顔がそっちを向いていて、見付けることが出来たに過ぎない。

Idaho 釣りの旅 6/20 Part Three



3日間滞在したHaileyを後にHenry's Forkの宿Mack's innを目指して出発。ずっとローカルの道を走ったのでIdaho的な風景が続くことになった。遥かに広がったじゃが芋畑や牧草地、かセージブラシの原野の中の道を走って行く。
途中 Craters of the moon という国立の天然記念物公園に寄った。火山活動の噴出溶岩が流れて出来た黒々とした台地で、これがまた遥か彼方まで広がっている。
行程も2/3を過ぎると前方地平線の上に牙の様な影が突き出しているのが見える様に成ってきた。暫くしてこれがGrand Tetonの山並みだと気がついた。山並みが段々と大きくなり右後方に去って行くと目的地のMack's innに到着した。午後8時を回っていた。

2008年7月2日水曜日

Idaho 釣りの旅 Part Two 6/17~6/19 ( Silver creek)






三日間Silver creekの近くの町Haileyに滞在した。この町の北へ15分程の隣町KetchumはSun Valleyと言う高級スキーリゾートの中心地だ。一寸、観光してみたが、何でも高そうで我々には縁が無さそうだった。
Silver creekは一日目の午後から入り、20インチのブラウンと18インチのレインボーを、あっさり釣ってしまった。web で知らべた記事には、一様に難しく釣れない川だと書いて在ったので、それを覚悟していたから、結構、嬉しく興奮してしまった。最初の20インチが釣れた後は心臓のドキドキが収まらず、暫く岸に座って休まなければ成らない始末だった。
2日目はWest silver creekで夕方Brown drakeのスーパーハッチが続いていると言う話を聞き、そちらへ行った。Silver creekはIdahoの宝石と言われている湧き水の川で、The nature conservancy という団体が、二ヶ所に分散した川の通る土地を購入して釣人に開放していて、下流のセクションをWest silver creekと呼んでいる。夕方7時過ぎ大量のBrown drakeが舞い始めたが、魚のライズは殆ど起こらなかった。在ってもチビトラウトばかりだった。
3日間釣りをして3匹の魚を手にした。wifeは幾つかのチビトラウトを釣り、良い型を幾つかバラしたきりだった。
この結果が多いか少ないか。確かにSilver creekは非常に手強いが、条件によっては結構簡単に釣れることも在ることを体験したと言うべきか。





2008年7月1日火曜日

Idaho 釣りの旅 Part One 6/14~6/16






New york からSalt lake city へ飛び、そこからレンタカーでドライブを始めた。いつもの様にwifeとの二人旅だ。Idaho中西部にあるSilver creekへ、先ず向った。途中、州立公園などに寄り、観光しながら行ったので2日架かった。
この辺のIdahoは平野地帯で農地か荒野が何処までも広がっている正にアメリカ西部だった。
City of rockと言う、岩の塔が沢山ある州立公園へは途中から道が未舗装になり、セージブラシの原野の中を砂埃をもうもうと上げて走って行った。