2009年3月10日火曜日

Spey Rod Building 2

ガイドの取り付け面を決める一番悩ましい作業。目をつぶって感覚を信じて、思い切りよく。
ラッピング:老眼には糸を空き間無く巻くのは結構難しい。
ラッピングが完成。最期の二つのスネークガイドを付けずに、そこに大小のストリッピングガイドを付けている。これで竿を脇の下に挟んで両手で高速リトリーブする時にストリッピングガイドが脇の下に来てしまう、などという事が起こらない。ガイドが減ってリールから最初のガイドまで、かなりの間隔に成るが問題を感じた事は無い。
エポキシをラッピングに塗る。Color Preserverを使わなかったのでエポキシを塗るとラッピングが乾燥若布の様な色に成ってしまった。これはちょと失敗だった。
兎も角も完成した竿。乾燥若布のラッピングは新しいスカイラインGTのフロントグリルの様な意外感が有って、まあ悪く無いと思おう。

2009年3月1日日曜日

Spey Rod Building

去年の海釣りで、あまり好い結果が出なかったことから、タックルシステム全体を見直したり、スペイキャスティングを本格的に習得しようと考えている。それで釣りに幅ができて釣果に継がればと期待している。
今、使っている竿はパワーは比較的あるけれど大雑把な感じなので、もうひとクラス上の竿を探して、最初は天龍のK-bulletに目を付けていたけれど、Sageの最新、最強のTCXのSpey #10にしてしまった。高価なのでブランク・セットを購入して半額近くまで出費を押さえた。シーズン・オフをRod Buildingで楽しめるのは願ってもないことでもある。
これで締めて$590 パーツだけだと価値の在る物には見えない。さてうまく作れるかな?
リヤー・グリップの穴をヤスリで竿の太さまで広げる。小一時間かかった。
リヤー・グリップとリール・シートを接着剤でブランクに装着する。がたつかないようにテープで調整。
本グリップは長いので穴を広げるのにヤタラに時間がかかった。多分これが全体の作業の中で一番根気のいる作業だろう。
菜箸に紙ヤスリを巻いて道具を自作(大袈裟だね!)した。
それらしく完成したバット部分。ここ迄で週末を費やした。実はリール・シートを180゜違えて取り付けてしまったので Sageのサインが逆さになってしまった。が、後の祭り。