2010年10月19日火曜日

Salmon Fishing 2010


今年もサーモン釣りで川釣りのシーズンを終えた。
ニューヨーク北部のSalmon Riverへの二度の釣行は、一回目は10月7~8日丸二日間の釣りで二人ともランディングは出来なかったが、二回目の10月16~17日の釣りで、私はキングのオスを三匹上げwifeはコーホーサーモンを一匹上げた。

サーモン釣りは毎年一年ぶりに来るので前シーズンに憶えたテクニックや感覚を忘れてしまっていたりする事が多い。









今年は2回目の釣りで重いおもりを付けてルアーの様に投げるキャスチィングで、ロッドを倒してスイングを終わるのではなく、成るべく竿を立てたままにした方が、出て行くラインがロッドやリールに絡み付く事が少ないと気が付いたのだけれど、これは、たしか去年かもっと前に経験したはずだと更に気付いた。こんな風な繰り返えしを毎年している訳だ。

ところで今年は2ハンドのスペイロッドを使う人がやたらと増えた。見る処五人に一人は使っている。この川は私がトラウト釣りをしているFarmington川と同じ位の大きさで、2ハンドのスペイロッドが必要とはあまり感じられない。サーモンシーズン中のこの川は釣人で込み合い3m間隔位で釣人が立ち並ぶことが多い。そんな所で長いロッドを振り回して大きなスペースを占領している彼らをやたらに鬱淘しく感じて、とうとう、その一人と場所をめぐって口論までしてしまった。
その男は私が引き下がらないので石をドボン、ドボンと何回か私の前に投げ込む嫌がらせをした後上がって行った。呆れた野郎だ。 まあ、これは抗し難い流行のようで2ハンドの釣人はまだまだ増えそうだ。


2010年9月21日火曜日

Farmington川(Ⅳ)

初夏に始まった週末のFarmington川行きはまだ続いている。
夏のあいだ雨があまり無く川の水位が行くたびに下がっていくので、それに従って魚の食いが悪く成っていく様だ。
日中でも幾らかあるBaetis系のハッチに散発的にライズする魚をたまには釣ることが出来る。
またこの日中のスローな時間帯に日本では一般的と聞く「ルースニング」というのを早瀬で試してみたりした。今年一番大きな魚はこれで釣った。








釣りのピークは夕暮れのフライが見えなく成ってしまう前の10分から15分で、日中は低水位の為にわずかに残った隠れ家と言える深場から大型の魚が出て来て餌を漁り始める時だ。白い大きな見えやすいフライで14~15インチを幾つか釣った。足許を20インチはありそうな黄色い魚のシルエットがひらひら泳ぐのを度々見たが、これはまだ釣れていない。 これをどう釣ろうか。 わくわくする課題が出来た。





先回はちょっと珍しい事に合った。
まず無数の羽蟻が川全体を被う様に流れていた事だ。サイズや色の違う何ん種類もの羽蟻なので、この日は羽蟻たちにとって何か特別の条件を持っている日なんだろうけど私にはちょっと判らなかった。
流下する蟻があまりに多いのでフライなど食ってくれなかった。もっともwifeは14インチのサーモンを1匹釣り上げた。私が釣りあぐねている時にwifeがパッと釣ってしまう様な事が最近多くなった。

























さてもう一つはアメリカンイーグルの魚捕りを見られた事だ。この鳥は東海岸地方では珍しいと思う。
Farmington川は村の中を流れている全然wildnessとは言えない川だが色々の動物が棲息していて豊かだ。











2010年8月22日日曜日

Farmington川(Ⅲ)


昨日はwifeと二人だけの釣りになった。

私は先回A氏が大物をバラした流れ込みで、それを釣ってやろうとウエットやニンフを使ってみたが全然反応なし。目の前で小型の魚が跳ねているのだが、それも食いにこない。大きいのを釣ってやろうと大きなフライを使っているからだろうか。しょうが無いのでパラシュートフライに替えたが反応が無い。どうも水の上を飛び回っているのは小さなカディスの様なのでエルクウイングカディスを投げてみたら魚がスッと出てきたが針り掛かりはしなかった。
最近、魚がどの程度にフライを選択しているのかについて、かなりいい加減じゃないかと思い始めていたが、水流の比較的速いこの場所でもパラシュートとエルクウイングフライはやはり大違いだった。








夕方、使っていた6番タックルを5番に替えてプールに下って釣り始め、結局CDCのエマージャーやダンで5~6匹以上を釣った。













流れている虫は20番以下の小さなカゲロウが多い。14インチのブラウンが釣れたので試しにストマックポンプで調べてみると、それらしき虫は入っていなかった。もっとも胃の内容物を全部吸い取ったかは判らない。

wifeはプールの下手の非常にフラットな流れで前回と同様に13インチの良型を釣り、2匹の小型を夕暮れの中で手にした。

2010年8月15日日曜日

Farmington川(Ⅱ)

昨日土曜日、また職場の人たちとその子供達、私とwifeの計9人でFarmington川のWhittemore Pool岸に集合した。

私とwifeは皆より遅く2時半頃に川に到着した。水量は先週より更に減り、ライズも殆んど見られなかった。

皆にプールの流れ込みでのニンフの釣りを勧め、水位が無いので数人入るともう場所が一杯になり、私とwifeは上流へ行くことにした。釣りながら遡行して勝手にSomeone's Backyardと呼んでいるプールまで来てしまった。このプール尻でライズを見つけ2匹を釣った。wifeは少し下流の落ち込で幾つかをバラした。







Wittemore Pool へ戻ると流れ込の頭で釣っていたA氏が大ものをバラしたと悔しがっていた。彼は釣行はこれで4回目だが気合いが入っているので、もう大物の居る場所を見つけてフキングさせる程に腕前を上げている。彼の小学生の息子も餌とルアーで何匹も釣り、私とwifeが上流に行く時も良い場所を見つけようと勝手に付いて来る執念を持っている。よく似た親子だ。






イブニングライズが見られる様になって来たので私とwifeもここで釣りを始め、暗く成ってフライが見えなく成るまでに私は3~4匹つり、 wifeは13インチの太ったブラウンを釣り満足げだった。

今日初めてのフライ釣りだったY氏はニンフで1匹を手にし、先回が初めてで坊主だったS君もドライで1匹を釣り上げる事ができた。

先ず先ずの一日だった。

2010年8月8日日曜日

今年のFarmington川


今年は海が中心に成ると思い、川はwifeの為に行く様な感じで、近場のCroton川でお茶を濁していたが、突然に私の職場の人達の間でフライ釣りへの興味が沸き上がり、彼らを川に案内する事に成った。

色々考えるとコネチカットのFarmington川は中規模で初心者でも安心して楽しめる場所が沢山有り、結局7月10日に皆を連れての今シーズン初のFarmington行と成った。

来て見れば矢っ張りこの川は私を失望させる事無く、十分に楽しむ事が出来た。連れて来た人達も初心者なのに何んとか魚を手にする事ができた。
それ以来毎週末に職場の人やwifeと続けて来る事に成った。

夏も段々と深まって行くに従ってハッチする虫は小型化して量も減り、難しい釣りに成って来たが、CDCイマージャ-を多用して何とか攻略している。
とは言うものの私がCDCに注意深く念入りにフロータントを付けて、ボデーの方はペロペロ舐めで水面下にぶら下がる様にしたフライで漸く何ん匹かを釣り上げているのに、ビギナーの人たちは大きなパラシュートフライでパカリと釣ってしまったりして、こりゃあ一体何ん何んだと首を捻ったりしている。

wifeもFarmington川の釣りを楽しんでいるので、今年の夏は未だ未だこの川行きが続きそうだ。


2010年5月16日日曜日

今年初の川釣り。

きのう土曜日、シーズン初の川釣りに、クロトン川へwifeと行って来た。
良く晴れた、暑くもなく寒くもない、春の丁度よい一日だった。
シーズン初とは言え、川虫のシーズンはだいぶ進んでいて、カディスが舞っていたので、エルクウイングフライを殆んど使い続けた。
第一匹めの魚はブラウンの13インチだった。瀬を流していると無邪気に出て来たので放流魚か。
wifeにも何度も出て来るのだが、半年ぶりでか、早合わせが過ぎてフッキング出来ない。

夕方になり帰る前にちょっと見てみようと寄ったプールでイブニングライズが始まっていたので、結局ここでもう一時間程釣り、wifeも3匹手にすることができた。
釣り日和の一日を満喫した。