2008年5月12日月曜日

新緑のFarmington River

























































12日 日曜日 コネチカットのFarmington Riverへ行った。朝からスカンと晴れ、期待も脹らんだ。本格的なシーズンの始まりを告げるHendricksonのハッチは、逃したくない。今日は釣るゾ!
Farmingtonへは、 Merritt Parkwayからルート8と高速をつなげる、森を抜け丘を越えて行く景色の良い道のりだ。何度、通っても飽きない。昔、東京に住んで居たころ、中央高速をひた走って、八ヵ岳山嶺の清里の先、千曲川上流へ釣りに行っていたけど、景色の良いドライブは、釣への期待と共に気持を昂揚させる。そんな時、よく聴いていた、そして今も聴いているテープが、渡辺貞夫のオーケストラをバックにしたテンポの好いレコードだ。25年以上前に録音したテープでタイトルも剥れてしまい、アルバムの名前も思い出せない。まあ アメリカくんだりまで着て、まるで同じ事をやっている訳だ。
さてFarmingtonに着いて、去年Hendricksonの願っても無い釣りをした、上流の方にあるBeaver poolへ行ってみる。しかし 何もハッチしておらずライズも見当たら無いので、すこし下流の家具工場の脇の瀬に行き、ウエットで釣り始めた。暫くして、一匹ばらした。それっきりだったので昼飯にした。

次にハッチを捜して、更に下流のPipeline poolに行ってみた。プールの中は全く静かで何も無かったが、プールへの流れ込みの少し上の瀬で幾らかのHendrickson!!がハッチしていた。ライズは見られないので、また ウエットで試みた。暫くその瀬をトレースしてみたけれど何の反応も無し。「魚がいないんだ!!」と結論づけた。
まだ日の高い午後なので下流へ向かって知っているプールを次々に見て回った。芝生の広場とピクニックテーブルとドライトイレの有るWhittemore poolでボコ…、ボコ…、と散発的なライズを見た。川から諦めて上がって来た人の後に入る。遠くて何を食っているのか分から無い。でも明らかに小さな虫だ。上がて来たオッサンは「Good luck」と言った。いかにも「お前さんに釣れるかい」という感じのいやな言い方だった。そして其のとおり釣れなっかた。おまけにフライを2~3本、後ろの木の技に引っかけて失った。
最期に夕方、Church poolと言うこの川で一番ポヒュラーな釣り場へ行ったが、何も起こらなかった。(川が沈黙している)と言うのは、上手い表現だ。そんな感じの1日だった。実はフォームで作ったエクステンド ボデーの、針がキールフライの様に上を向ているHendrickson Dunを試作したので、これを試したかったのだ。Hendricksonよ 来週まで待ってくれと願わずには居られない。











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