2008年8月4日月曜日

Neversink River


久しぶりにNeversink川を訪ねた。もう15年以上も前にキャッツキル山中のBeaver killへ行く途中にこの川へ寄ってみたけれども、あまりパッとしない川だったので、それっきりに成ってしまった。
最近のFlyfisherman誌に(甦ったNeversink)という記事があり、上流のダムの放水量をトラウトフレンドリーにしたことと釣人の為に駐車場とアクセスポイントを幾つも作ったことでBeaver KillやWillowemocに比較出来る鱒釣りの川に甦ってきたと書かれていた。それで行って来たのだった。
この川はクイルゴードンで名を知られるアメリカフライフィシングの基礎を築いたセオドア ゴードンがホームグラウンドにした由緒ある川でもあるそうだ。キャツキル山中に鉄道が敷かれると共にニューヨークに比較的近いNeversink川が黎明期のアメリカフライフィシングのメッカに成ったと思われる。
記事でTailwaterセクションとされる流れの3、4ヶ所のアクセスポイントを見て回った。日中もメイフライのハッチが見られ、小型鱒のライズも見られた。全体に水深が浅いせいか鱒は釣人に敏感だった。
夕まづめに、目を付けておいた、このセクションの最下流のスキー場そばのプールへ行くと沢山のライズが起こっていた。小型鱒ばかりではあったけれど。
ニューヨーク州の環境保護局のウエッブサイトで、この川のアクセスポイントが記された詳細な地図をプリントアウトしたので、この地図を頼りに今週また偵察に行って来ようと思う。
http://www.dec.ny.gov/outdoor/9924.html
ところでNeversink川流域のキャツキル山中はニューヨークのユダヤ人のリゾート地でもあり、小さな町や村にユダヤ人用の商店があったり、黒い学ランのような服を着て山高帽子を被ったハシディック派のユダヤ人がゾロゾロ居たりして興味深かった。

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